「ET―KING」のリーダー、いときんさんが死去した。38歳。
テレビからこのニュースが流れてきたとき…。
まっさきに目がいったのは…『38歳』だということ…。
若い…若すぎる…。
数字だけ見てみれば…ある程度の大人かもしれない…。
でも…死ぬとなると話は別で…まだまだ子供の領域…。
見た目は大人でも…中身は全然変わってなくて…中高生の心のままのはず…。
実際…誰に聞いても…。
『子供の頃…60歳って…すっごい年寄りって思ってたけど…自分がなると違う』
そんな声ばかり聞く…。
私だって…肉体的には年老いていても…精神年齢は小学生レベル…。
KinKiのポスター貼ったり…KinKiの映像見てテンション上がったり…。
そう…昔となんにも変わってない…頭の中と心って…そんなに成長しない…。
同年代のKinKiだって…『おっぱい』とか『おちんちん』とか言って笑ってるし…。
彼等に至っては…幼稚園レベル…???
そんなふうに…。
大人の部分と超~お子ちゃまな部分とで成り立っているのが…38歳ぐらいかも…。
だから…やっぱり…若すぎる…。
親から見れば…ヨチヨチ歩きの子供を亡くしたようなものだ…。
運命…宿命…余命…。
いのち…いのち…いのち…。
誰もが必ず向き合う日が来る…。
自分の命が消えるより…愛する人の命が消えていくほうが…辛いかもしれない…。
我が子を失う…って…。
実際…私の母も姉を32歳で亡くしたとき…。
涙ひとつ流さなかった…。笑ってたこともあった…。
『お母ちゃん…悲しくないの…??』って思ってた…。
でも…違ってた…。
姉が亡くなったとき…同時に母の心も死んでしまっていた…。
それから…空(くう)を見つめるようになり…言葉を発しなくなり…。
ひどい鬱病になり…食事も水分も摂らなくなり…骨と皮だけの肉体となった…。
我が子を失うとは…愛する人を失うとは…。
誰かの心を破壊してしまうぐらいの威力がある…。
いときんさんを愛した方々の心が…どうか病んだりしませんように…。
そして…いときんさんのご冥福をお祈りいたします。