★ドキドキ~Kintonton~ザワザワ★

自分の好きなことに関して…。人生観・教訓的な…。個人的意見をダラダラと書き綴る…。

★★★最愛の母…バイバイ★★★

彼の死から一週間後…。

母が亡くなった…。

こんなことって…ある…??

もうね…すごすぎて…笑ってしまう…。

っていうか…笑ってないと…心が壊れてしまう…。

 

彼の告別式…。

普通ならデイサービスの利用日ではないんだけど…。

母を預けた…その日…。

どうやら…院内感染したようだ…。

インフルエンザ…。

その後…高熱が続き…血中酸素の数値が…どんどん下がっていく…。

救急車を呼んだけど…。

インフルエンザの患者は…入院不可らしい…。

自力で個室の空いてる病院を探して…ここの病院に…って言わないとダメとのこと…。

しかも…母は車椅子…夜中に介護タクシーを頼めるはずもなく…。

何軒も病院を探したけど…個室が空いてないし…。

看護士さんが言うには…国からの通達で…。

インフルの患者を病院にとどめておく時間は最短にしないといけない…とのこと。

救急車で来ても…すぐに帰って貰わないと…って言われた。

家に来た救急隊員は…どこか面倒くさそうに帰っていった…。

 

確かに…病院側の言い分は正しい…。

院内感染…それがいかに恐ろしいことか…私自身…痛いほどわかってる…。

 

私は覚悟を決めた…。

もう…自宅で母の最期を看取ろうと…。

母のインフルが他人様に感染しないよう…自宅で最期を迎えようと…。

覚悟を決めてからは…冷静だった…。

ものすごく…冷静だった…怖いぐらいに落ち着いていた…。

母の命が…もうすぐ消え去ろうとしてる…そんな予感…。

母の背をさすりながら…。

『もういいから…楽になって…。』

『私の為に頑張らなくていいから…もういいから…。』

『おかあちゃんは充分すぎるほど頑張ってきたから…もう休めばいいから…。』

そんな時間を過ごしていると…。

不思議なことが起きた…。

恐ろしいぐらいの睡魔が私を襲ってきた…。

尋常じゃないぐらいの睡魔…。

母がこんなときに…『なんでっ…???』

自分に強く言い聞かせても…どうにもこうにもならないほどの睡魔…。

倒れ込むように眠ってしまった…。

 

そして朝…。

母の手を握ると…大きく息を二回したあと…。

母は静かに永遠の眠りについた…。

『お母ちゃん…今までありがとう…。』

 

それから警察やら救急隊やら…家でバタバタ…。

救急隊が必死で心臓マッサージをしてくれる…。

先日来た…救急隊の人とは真逆で必死に母を生き返らせようとしてくれている…。

救急車の中で…受け入れ先の病院を探す…。

ここでもまた…なかなか病院が見つからない…。

私は心の中でフッと笑った…。

救急だけど…救急な扱いをしてくれない数々の病院…。

救急車の中で…電話のやりとりを冷静に聞く…。

電話が繋がっても…保留のまま待たされる…。

そんな時間が過ぎた後…ひとつの病院が受け入れOKとのこと…。

大阪赤十字病院…。

病院の中が慌ただしくなる…。

みんなが全力で母を助けようとしてくれている…。

看護婦さんは…私の背中をさすりながら…。

『大丈夫…??』って優しく声をかけてくれる…。

冷静だった私の感情が噴き出した…。

涙が止まらない…。

昨日まで…人の冷たさを恨んでたけど…。

今日…人の優しさに触れて…自分の心が動き出した…。

 

結局…母は亡くなった…。

救急隊の人…お医者さん…看護婦さん…。

『残念ですが…。』と言葉を続ける…。

私は無我夢中で頭を下げながら…こう言った…。

『母を受け入れてくれて有り難うございます…。』

『どこも受け入れてくれないことが…どれだけ不安だったか…。』

『本当に…受け入れてくれて…感謝しています…。』

 

彼の死…後悔で食べ物も喉を通らなかったのに…。

母の死後…食事ができるようになった…。

そして…彼への罪悪感が消えた…。

母は…私の苦しみを救う為に…自分の命を賭けて…私を守ってくれたような気がする。

そして…彼もまた…私を自由にするために…母を一緒に連れて行ったような気がする。

母が亡くなる前に…尋常じゃないくらいの睡魔に襲われたのも…。

きっと…。

母の苦しむ姿を私に見せたくなくて…心配させたくなくて…。

母が私への最期の愛情として…私を無理矢理…眠らせたような気がする…。

 

母が亡くなる前…。

不思議なことが…いくつもあった…。

私のコートの中に…何十年も前の母のお守りが入っていたり…。

母が生きてるあいだは絶対に母の洋服等の処分をしないと決めてた私なのに…。

急に母の服の整理をしたり…。

自分の中で…母との別れが近づいてる…そんな心構えが出来ていたような気がする。

それに何より…。

『なんとなく…93歳で死ぬような気がする…。』

そんなことを彼に話してた自分がいる…。

言霊なのか…。私が口にしたから現実になってしまったのか…。

それはわからないけど…。

いろんなことがリンクする…。

彼の四十九日は…母の誕生日…。

なにか…不思議なチカラで…このような形になったような気がする…。

 

今…私は前向きだ…。

彼も母も…私の為に…私に何かを気づかせる為に…。

今…私を一人にしたのだろう…。

そして…一人で考える…。

人への感謝がなさすぎた自分…。

悪いことは全て他人のせい…自分は悪くない…自分は正しい…。

そんな自己中心的な私…心が冷たい…冷たすぎる…。

いろんな反省点を掲げながら…日々…学んでいく…。

人は失わないと…わからない…。

人は失わないと…気づけない…。

人は失わないと…反省しない…。

 

母の告別式で…KinKi Kidsの曲を流して貰う…。

選曲…。

愛について…。(インスト)

君と僕のうた…。

風のソネット…。

青の時代…。

青の時代はエレクトーンでも演奏してくれた…。

奏者の人と言葉を交わす…。

娘は嵐ファンなので…私も嵐ファンだと…。

私は負けじと言う…。

『でも…歌唱力はKinKiのほうがありますよ…。』って。

『それは認めます…。』

笑いながら奏者の人は言った…。

まっ、そういうしかないよなっ…。(笑)

 

そんなこんなで…。

悲しみの中…KinKi Kidsの曲に救われた…。

癒される…。